低年金の老後に備える

60代男性の日々のつぶやき

頭の悪い人間は孤独の中で死んでいく

今週の勤務も終わり。毎日定時とはいえ、3週続けて5勤は疲れる。今日は糞生意気ま新入りは休みでホッとした。もっとも奴がいなくても俺の仕事は変わらんし、相変わらずの持ち場の混雑ぶりも一緒だが。新入りは仕事の覚えも早いし、動きも早いのである意味では優秀なのだが、遠慮なく俺の仕事に介入してきたり、文句が多いので面倒くさい奴だ。
それに俺も年なので早い動きに付いて行くのがしんどいということもある。昨年ぐらいからやたらに生産が増えてきて、さらに面倒くさい製品も多くなってきたので、ただでさえ対応が精いっぱいなのだ。こんなことならとろいシルバーさんと一緒に働いていたころのほうがましだった。(それなりに困ったこともあったが)
今の職場はもうすぐ10年になる。何時でも雇い止めにできる派遣で10年もいるのは必要とされているということだろうが、辞めたところで替わりに誰かが入るだけで貴重な人材ではない。
俺は関西のブランド大学を出ていてプライドだけは高いのだが、仕事はできない、対人能力なし、恋愛偏差値最底辺と現実も見るとほぼ無能人間だ。それでも62年もまともに生きてこられたのはほぼ親のお陰なのだが、父は死に母はボケ気味、兄弟は疎遠でこれからどうするか、正念場である。
俺は基本的に頭が悪いので稼げないし、友達もいないし、彼女ができたこともない。今後、孤独と孤立の道を歩むことになる。若いころは友達が欲しいな、彼女が欲しいなと強く思ったが、今は自分の健康面や経済的不安、親の介護をどうするか、などがメインで友達はいらないとは言わないが、無理して作ろうとは思わない。
五体不満足でも恋愛結婚をして家族を持ちおまけに不倫までしている人もいるようだが、きっと頭の良い人なのだろう。頭の悪い人間は五体満足でも友達も彼女もできず、家族を持つこともなく一人で死んでいく運命になる。本当に人嫌い、女嫌いならそれでも良いが、求めているのに得られない悲しさの中で生きていくのはつらい人生となる。