低年金の老後に備える

60代男性の日々のつぶやき

男余りの時代に生きる

昭和の時代の小説を読んでいると、男の主人公などがいい年になったので、仕方ないから嫁でも貰うかという雰囲気で結婚したりするが、どうしてそんな余裕なのかと不思議に思っていたが、あるユーチューブをみてわかった。太平洋戦争で多くの若い男(既婚者も含む)が戦死したんで戦後数十年は女余りの時代が続いたのが大きな原因だった。その後70年以上も平和な時代が続いたので当然男は死なず、出生の男女比では男のほうが少し多いらしいので、今度は男あまりになるわけだ。ほかにも女の経済的自立など理由もあるだろうが、男が結婚できない根本の理由は男余りでなのだろう。俺も女には全く相手にされない未婚者だが、自分のせいばかりではない、時代のせいもあるということだ。俺も40代ぐらいまではたまになぜ結婚しないのかとかお見合いなんかしないのかなどと言われたものだが、縁談の話が持ち込まれたことはない。また引きこもり時期があったり、低収入非正規雇用が続いているので、結婚相談所に行っても門前払いだったと思う。しかし一番の理由は大して好きでもない相手と結婚しても仕方ないだろうと思っていて積極的に動くことがなかったということだ。